Ⅱ出席率悪い
[Ⅱ] 出席率悪い
[Ⅱ-1]韓国人男性 26歳 日本語学校 「留学」変更不許可⇒認定許可
日本語学校の出席55%、T芸術大学進学するも不許可
(概 要)
韓国のソウル大学コンピューター工学部を卒業し、韓国の日本語学校で日本語を勉強し、T芸術大学大学院の留学を希望し来日する。
日本語学校は規模が小さく、成績優秀な生徒も下のクラスに入れられて、最初に勉強した同じ教科書で同じ内容を4回繰り返すことで、授業がつまらなくなりました。大学院を目指していた為、日本語能力試験や作文等の進学準備もあり、図書館で勉強したり、学校でも自習したりすることが多く、出席率55%と低迷しました。
また研究テーマがフェスティバルで日本の様々なフェスティバルや祭り等の文化行事の見学もしていました。
2010年3月5日 「就学」⇒「留学」変更申請
2010年4月5日 不許可
T芸術大学大学院音楽研究科の教授が推薦文を書いてくれるとの事で、一緒に入管に行き、再申請の打診をする。日本人でもT藝術大学に入学するのは困難であるので何とかならないか?本人は日本語も十分に理解できており、日本語学校のレベルが低かったのが出席率55%の一因であると説明。
上席と30分ほど打ち合わせして「出席率55%とアルバイトをしていた事実に変わりはあるんですか?」「ないのなら、一旦帰国して下さい!」
2010年4月27日 韓国に帰国
2010年5月1日 「短期滞在」で来日
2010年5月11日 在留資格認定証明書交付申請
・経費支弁書
・T大学在学証明書
・T大学証明書
・T大学院学生証
・推薦状及び嘆願書
・日本語能力試験1級の認定書コピー
資料提出通知書
・本人名義の銀行残高証明書(預金通帳の写し)⇒652,016円
・韓国の親の所得証明書
・韓国の親の在職証明書
・韓国の親の預金通帳コピー
2010年7月14日 許可
[Ⅱ-2]中国人女性 26歳 専門学校 「留学」更新許可
日本語学校を卒業してから、大学院進学は難しいと判断し、英語専門学校に入学したが、出席率29%と低い。
(概 要)
日本語学校を卒業してから、すぐに大学院進学は難しいと判断し、2010年4月からG外語専門学校に入学しました。
G外語専門学校では、ビジネス基礎英語が中心で、大学院入試の英語と今後研究で使う学術経済専門英語と内容は違うので、独学でもっと専門的、上級な英語を勉強したいと考えるようになりました。
W大学大学院の入学試験は2010年6月一次試験、7月二次試験があり教授からは、合学前に英語文献を読めるようにしてくださいと言われた為、G外語専門学校には行かない方がいいと決めました。
大学院の入試の研究計画書を書く為に、家で大学院の試験の過去問題集を勉強したり、図書館に通い最新経済の刊行物と先行文献を読みました。提出した研究計画書は教授も素晴らしいと認めてくれました。
G外語専門学校の出席率が29%と低いのは以上の理由からです。しかし学内の一年次の英語能力検定試験の点数は720点で、2位の成績でした。
2011年4月1日からW大学大学院商学研究科に入学しました。入学試験の成績が優秀であった為、W大学私費留学生奨学金も頂きました。同年11月にはTOEIC800点も取りました。
1年次の学業成績は、A+を7、Aを6取得しました。
2012年5月3日 「留学」更新申請
(添付書類)
・G外語専門学校単位修得学業成績(720点)
・G外語専門学校出席状況調書(29%)
・W大学大学院学業成績証明書
・W大学大学院奨学金受給証明書
・W大学大学院教授推薦状
・W大学大学院研究計画書
・TOEIC 800点
2012年5月10日 ハガキ
・2012年5月28日までに、専門学校の出席・成績証明書をお持ちください
2010年5月12日 許可