[事例9]トルコ人男性37歳(初婚)と日本人女性39歳(初婚)
2.不許可⇒許可事例
[事例9]トルコ人男性37歳(初婚)と日本人女性39歳(初婚)
申請人:トルコ人男性I
年齢:37歳
婚姻歴:初婚
来日回数:6回
初めて会った時期:2012年9月29日
場所:トルコ行き国際線の機内
交際期間:10ケ月
日本語:◎会話に支障なし
年収:0円
配偶者:日本人女性U
年齢:39歳
婚姻歴:初婚
渡航回数:2回
年収:1,391,939円+貯金2,016,199円
日本の結婚:2013年8月19日=短期滞在来日後に二人で創設的婚姻届
本国の結婚:2013年8月27日に在日トルコ共和国領事館に報告的婚姻届(⑦結婚証明書添付)
第1回在留資格認定証明書交付申請:2013年8月29日
不許可:2013年11月19日
理由:日本人配偶者の収入が少ない
第2回在留資格認定証明書交付申請:2013年12月16日
不許可:2014年4月9日
理由:日本人配偶者の収入が少ない
短期滞在での来日:2014年3月27日〜2014年6月26日(90日)
変更申請:2014年5月20日
許可:2014年6月26日(審査期間30日間)
在留期間:1年
(特殊事情と問題点)
・2012年9月に、日本人女性Uは海外旅行の添乗員をしていて、イスタンブール行の国際線に乗る。
・隣に座っているトルコ人男性Iが寝ていてばっかりだったので心配で声をかける。
・イスタンブールからアンカラ行きに機内でも、偶然に隣同士になり、運命的な出会いを感じる。
・2012年12月、添乗員の仕事でトルコに行く機会があり、アンカラでデートする。
・2013年2月、添乗員の仕事で再びトルコに行く機会があり、彼から交際を申し込まれる。
・2013年6月、日本人女性Uに子宮筋腫が見つかり手術。彼からプロポーズを受ける。
・2013年7月1日〜9月24日(1回目)、病気見舞いの為にトルコ人男性Iが来日。会社を辞めて大
きな荷物を持って来て、日本人女性Uと一緒に暮らす覚悟の来日でした。
・2013年8月19日に入籍。8月27日にトルコ共和国領事館に婚姻届提出。
・2013年8月29日、第1回「日本人の配偶者等」認定証明書交付申請
・2013年9月26日〜12月24日(2回目)来日
・2013年11月19日、不交付通知書届く。原因は日本人女性Uの収入が少ない。非課税証明書には給与収入26,358円の記載。イギリス留学をしていて、12月に2週間仕事をしただけだった。
・2013年12月16日、第2回「日本人の配偶者等」認定証明書交付申請
非課税証明書で給与収入360,716円の記載。転職後の8ケ月分の収入1,031,223円の確定申告をしなかった為、漏れていた。転職後の源泉徴収票1,031,223円や給与明細、在籍証明書を添付。
・2013年12月26日〜2014年3月25日(3回回目)来日
・2014年3月27日〜6月26日(4回目)来日
・2014年4月9日、不交付通知書届く。原因は日本人女性Uの収入が少ない。
・2014年4月16日、当職に相談
・2014年4月25日、税務署に行き、源泉徴収票1,031,223円を追加申告し、平成24年中所得合計収入1,391,939円で確定申告をする。
・2014年5月16日、発行の住民税課税証明書にも、給与収入1,391,939円は反映されており、住民税40,500円も支払った。
・平成25年中の所得として、給与収入1,062,655円の申告をする。
・2014年4月10日から、転職し給与も220,000円貰えるようになり、貯金も2,016,199円あることを証明する。
・2014年5月20日、「短期滞在」から「日本人の配偶者等」へ変更許可申請
・2014年6月26日、許可