「お茶会」の誘い(6/14)

さかより女史からの誘い。
「きものパーティ」の次は「お茶会」だった。

「きものパーティ」に来ていた2名の女性も一緒に参加した。
参加者は7名で私以外男はいなかった。

昔は武士のたしなみだった「お茶会」も、
現代では、女性のたしなみになっている。

「結構なお手前で・・・」

「お茶会」は会話を楽しむ場であり、
料理を作る手順を見せる場でもあった。
そして毒を盛っていないことも見せる場でもある。

昔、薬だった「お茶」は、ビタミンCも豊富であり、
秀吉は、戦には必ず「お茶」を持っていき、
武士に飲ませて元気づけたと言う。

「緑茶」は葉っぱを捨てるのに対し、
「抹茶」は葉っぱごと飲むので、栄養価も高い。

また「紅茶」も「ウーロン茶」も原料は同じであることも初めて知りました。
葉っぱを発酵させたのが「紅茶」
葉っぱを炒ったのが「ウーロン茶」だそうだ。
まさに愕きである。

座るのが大の苦手の私には、あぐらが認められた。
最近では裏千家でも、あぐらの作法も出てきているそうだ。

堅苦しい作法の連続は、現代人にとっては苦痛でもある。
しかし一つ一つの動きにも、深い意味があって、
日本の文化の水準の高さを肌で感じ取ることができた。

「きもの」と同じく、忘れてしまった日本の文化・・・。
自分が日本人であることも忘れていたようだ。