一人のアルコールの瓶を抱えたホームレスの男を見つけました。
彼と約束をします。
「24時間飲まなければ、1万円あげる。」
彼は次の日も、その次の日も、しらふで待っていました。
そして4日目、約束の場所に、彼は現れませんでした。
近くの安酒を出すバーで、その男は飲んでいました。
健康、経済、男女関係や人間関係で
破綻的なことを経験しなければ、人は変われないのです。
人はいつまでも何とかなると思っています。
それで、めるま湯から出るチャンスを逃した、
ゆでガエルのようになってしまうのです。
「人はなかなか変われない。
よほどのことがないと変われないようにできています。」
自分がこのままいけば、どうなるかを正確にイメージすることです。
「来年の状態がよさそうであれば、何も変わる必要はありません。
来年の自分がイヤだと思うなら、どこまでイヤだと思うかが。
人生の分かれ目です。」