首都圏が巨大な中華街に、中国人の定住傾向が高まる
2008年9月17日、
在日中国人向け新聞「中文導報」に掲載された東京都の外国人登録に関する最新の統計によると、
首位を占める中国人の数は14万105人に達し、昨年より1万人以上も増えていることがわかった。
中国新聞網が伝えた。
記事は、東京都が8月27日に発表した外国人登録に関する最新統計が引用された。
それによると、東京都に外国人登録をしているのは、
東京都民全体の3.12%を占める40万1919人。
うち最も多いのは中国人で、昨年より1万人以上多い14万105人に達した。
居住区別に見てみると、これまで最も多かった都心の新宿区や豊島区の割合が減少し、
江戸川区や板橋区、江東区に定住する人の割合が増えた。
20年以上も在住するなど「長期安定型」の数は9万4490人で、全体の67.44%を占めている。
出身地別では上海が2万789人で最も多く、
2位が遼寧省の1万7393人、3位が福建省の1万6597人だった。
また、東京都以外の首都圏に住む中国人は、
千葉県が3万6724人、埼玉県が3万9202人、神奈川県が4万6750人となっており、
すでに帰化した人や日本籍を持つ日中ハーフの子供などを合わせると、
首都圏だけで約35万人の中国系が住んでいると見られている。
(翻訳・編集/NN)