[４号 刑に処せられた者]
日本人女性と結婚しているフランス人男性が万引きして、懲役１年執行猶予３年になった後、 フランスに一旦帰国したが、再入国出来なかった

申請人：フランス人男性Z
年齢：３５歳
婚姻歴：初婚
初めて会った時期：２００７年１０月
場所：北千住
日本の結婚：２００８年５月２６日
本国の結婚：２００８年６月１９日

配偶者：日本人女性S
年齢：３４歳
婚姻歴：再婚（１回目）
渡航回数：２回
年収：0円

①   本人認定証明書交付申請：２０１２年５月２日⇒９月１０日不交付通知
②   当職認定証明書交付申請：２０１３年３月４日⇒５月１５日不交付通知

《特殊事情と問題点》
・２００９年６月１５日―２０１０年７月２５日　１年　日本人の配偶者等
　２００９年６月２９日〜７月３０日　渡仏。
・２００９年１１月６日、フランス人男性Zがゲームを窃盗して警察署に２０日間収容され、罰金３０万円を支払う。
・２０１０年６月６日―２０１１年７月２５日　１年　日本人の配偶者等
　２０１０年１０月２３日〜１１月８日　渡仏。再入国あり。
・２０１１年１月６日、フランス人男性Zがおもちゃを盗んで捕まり、警察署に２１日間収容。３月に窃盗罪で懲役１年執行猶予３年の判決（入管法５条１項４号）。
・２０１１年８月４日―２０１２年８月４日　１年　日本人の配偶者等
２０１１年１１月１０日、フランス人男性Zの父親が心臓が悪い為、一時帰国。
２０１２年４月２５日、フランス人男性Zが再来日しようとするが、成田空港で止められ、４月２６日フランスに帰国（入管法５条１項４号）退去命令書発令
・２０１２年７月４日から、日本人女性Sがフランスに渡り、一緒に生活し始める。
・２０１３年３月３１日、赤ちゃんが産まれる。
・不交付理由⇒入管法５条１項４号による上陸拒否事由。懲役決定から最低５年〜１０年。
・２０１６年３月以降の申請となり、申請人は父親になって貰う予定。

 [審査要領]在留資格の変更・在留期間の更新
　中国人女性が靴を万引きして、懲役１年執行猶予３年になるも、執行猶予経過後に出国して、再入国出来た

申請人：中国人女性C
年齢：３８歳
在留資格：日本人の配偶者等
在留期限：２０１４年７月１２日
２００５年２月１１日、窃盗で懲役１年執行猶予３年

結婚：２００３年６月２４日
更新：２００８年迄１年許可４回、２００８年〜２０１４年迄３年許可３回
離婚：２０１２年６月１９日（９年間）

在留資格変更申請「定住者」
○申請：２０１３年７月１１日
◎許可：２０１３年８月１３日、定住者　１年許可

《特殊事情と問題点》
・２００３年６月２４日、中国人女性Cは日本人男性Aと中国で結婚、２００４年７月１５日に在留資格「日本人の配偶者等」で来日。
・２００５年２月１１日、友人が靴を盗み、中国人女性Cのカバンに入れ、警察に２ケ月収容。
・２００５年４月１９日懲役１年執行猶予３年。
・中国人女性Cは、執行猶予３年が切れる２００８年４月まで出国しなかった。
・２００８年７月３１日から、４回ほど中国に出かけているが、再入国出来た。
・万引きにより、懲役１年執行猶予３年となっていたが、在留期間更新許可「日本人の配偶者等」で５回更新。在留資格「定住者」への変更も問題なく許可出来た。