汐留にあるイタリア街。
 
今日はイタリアの社長と大事な税金の相談の日。
私と杉本会計士が到着し、
すぐイタリア街の中にあるイタリアレストランへ。
そこはまるでイタリアだった。
 
いきなりシャンペーンにしますか?
ストロングワインにしますか?
杉本氏は仕事がある為、断った。
私は場を和ませるのが役割と心得て、
彼らとシャンペーンからワインへと飲んだ。
 
イタリアの社長は、以前はアリタリア航空の○○支局長で、
イタリア○○所のボスであった。
在日イタリア人で知らない人がいないくらいの人・・・。
 
会計担当の方が英語とイタリア語がしゃべれて、
イタリアの社長の話は伝わった。
しかし肝心の会話は、
杉本氏が英語で話さなければならず、
少しばかり緊張が走りました・・・。
 
彼の顔を見ると顔からは冷や汗が。
「頑張れー、杉本!」
 
私は出来るだけ、イタリアの話題をしたり、
音楽、ファッションの話題へと場を盛り上げて行った。
 
「ウチの奥さんは大のイタリア好きで、
今日の話をすると、相談料はタダにしなさい!」
と言われるから黙っていました」
これには、みんな大爆笑だった。
 
「今度、お二人を我が家に招待します。
料理は私が作ります!
是非、ご夫婦でいらしてください」
 
やったー。
西洋人は好きになると自宅に呼ぶ習慣があります。
イタリアのボスに気に入られたのだ。
 
事務所に戻り、杉本氏と税金の相談をしながらも
私に向かってウィンクする彼はとってもチャーミングー
「・・・・・」
「日本語しゃべれませんか?」
「。。。。。」
 
「ウチの事務所は中国人のスタッフがおりますので、
090−○○○ー○○○○に電話してください。」
 
あやちゃんに通訳の仕事を頼んでから、
初仕事が舞い込んできた。
 
相談者の中国の友人が、
1年前に中国に強制送還されたが、
日本に戻る方法はありますか?
という内容だった。
 
「日本人の配偶者か
永住者の配偶者しかないよ」
あやちゃんはそう答えたらしい。
 
「強制送還された場合は、5年は日本に入れないからね」
その他不足している部分を私がレクチャーした。
 
当初は中国語を通訳してくれればいいと思っていましたが、
あやちゃんの知識と能力は予想を超えていました。
 
中国人は独自のネットワークを持っていて、
色んな情報を持っています。
 
びっくり仰天の情報もありますが、誤った情報もあります。
その辺をじっくり教育していこうと思っています。
 
この仕事は、
親身になってしまって何とか相談者を助けてあげたい!
と相談者側の気持ちになってしまいがちですが、
あまり相談者側に立ってはいけないのです。
 
あくまでも法律を遵守する姿勢を貫かなければいけない。
「ならぬものは、ならぬのです」
「中国語を英語に翻訳してもらえませんか?」
 
電話口から聞こえてくる話では、
概要が掴めず、
直接お会いして話を聞くことになりました。
 
9月から、カナダに留学する為に、
中国語で書かれた納税証明書・登記事項証明書等を
英文に翻訳する依頼でした。
 
「明日の午前中に出来ますか?」
 
中国人で英語も出来る方を知っていたので、
彼に外注すれば、何とかなる!と思って、
「いいですよ」と言ってしまった。
 
事務所に戻り、彼に電話した。
「明日中ですか、会社もあるし無理ですよ!」
あやちゃんに聞くと「英語はムリです」
 
国際業務をしている行政書士、何人かに電話した。
「中国語を日本語になら」
「日本語を英語になら出来ます」
中国語を英語に翻訳するには、
最低2人に頼まないと出来ない事がわかった。
 
「これは自分でやるしかない!」
 
公的文書なので、使う英単語も違います。
中国語の名前や住所は、
発音を英語で表記する必要があり、
依頼者に一つ一つ発音を聞きました。
 
依頼者の切なる思いが後押ししてくれます。
「私は主人の為に頑張るのです!」
 
不完全であったが、翻訳が仕上がったのが、
午後4時過ぎでした。
もう頭は、ウニ状態です。
日本男子バレーボールの植田監督みたいに、
バタっと倒れて起き上がれませんでした。
 
仕事中に相談の電話が2件入りましたが、
「今日は立て込んでいるので、明日以降にしてください!」
とても相談内容に答えられる状態ではありません。
 
「出来ないことは出来ませんという勇気も必要だ!」
そんな事を学んだ1日でした。
「中国語、しゃべれる人いますか?」
 
最近、中国の方からの電話が多く、
しかも中国語で話してきます。
 
何とか片言の日本語をしゃべってもらい対応していますが、
やはり限界がありました。
 
友人にずっと依頼していた、
通訳・翻訳をしてくれる、
あやちゃんと会うことになりました。
 
日本に住んで7年目。
もうすぐ日本人と結婚する予定です。
在留資格の事も詳しくて、
この仕事をやってみたいと言います。
 
これからは中国語で電話がかかってきたら、
あやちゃんに転送することで、話し合いがまとまりました。
 
「困っている中国人を助けたい!」
そんな想いもあるようです。
 
「友達もビザで困ってるから、先生に紹介します」
 
「早く事務所を大きくして雇えるようにするからね」
 
「仕事も勉強したいです。そして先生の事務所を大きくするの手伝います。」
 
若くて明るく元気で賢い
松嶋奈々子に似た可愛い中国人でした。
「今日、ウィーンの指揮者と会うんだけど、
ご一緒しませんか?」
 
銀座まで出かけてしまいました・・・。
 
富裕層の友人とウィーンの指揮者。
二人とも、会話が現実離れしていて面白い。
 
今年の夏に「子どものヴァイオリンのツアー」で、
ウィーンに行く時に、
ウィーンで指揮者の持っているアパートにお世話になるらしい。
 
「ウィーンのアパート買いたいんだけど?」
 
「うーん築300年経ったのがいいし、一棟ごと買った方がいいよ!」
 
「わぁー買っちゃおーかな?お城も買いたいんだけど・・・」
 
「いやシャトーは辞めた方がいい。管理が大変だからね」
 
50年経った著作権をめぐって、
弁護士を立てないで最高裁まで闘い勝訴した話は面白かった。
実に論客な人である。
 
ヨーロッパに実際住んだ体験からくる経済の話も説得力があった。
指揮者じゃなく、経済界でも十分成功しそう・・・。
 
「私が始めた【大きな買い物倶楽部】に入りませんか?」
 
自腹で1000万円以上の買い物をしたことがある人、
500万の留学を2年、
50万の時計が何十個、
1万円のワインを1000本以上飲んできた
でもいいそうです。
 
富裕層の友人とウィーンの指揮者のコラボレーションは
実に刺激的でした・・・。
1972年に中国と日本の国交は正常化されました。
その立役者が周恩来です。
彼は「何百億ドルの賠償金を放棄した」のです。
 
日本の仕事のやり方と、中国人の仕事のやり方では、大きなギャップがあります。
共通点はどこになるか?
相違点はどこにあるか?
それらを見つけ出して、仕事をすすめる事は大切です。
 
2008年1月1日から外国人居住登録制度が採用され、
6月には外国人全員が届出を義務づけられました。
 
北京オリンピックのセキュリティ確保の為に、
イスラム系住民の居住先の把握が急がれています。
7/20〜9/20迄は大学の寮は使えません。
 
世界で漢字を義務教育で勉強しているのは、
中国と日本だけです。
 
昨年、中国と日本、香港、シンガポールで
「漢字のパソコンの入力をどうするか?」
話し合いが持たれました。
eメールで送信すると文字化けしてしまうからです。
 
ヨーロッパの「ユーロ」のように
アジア共通の通貨を使えるような動きも出てきています。
 
「漢字」をアジアの共通言語で使っていこう!
という動きもあるのです。
 
今はアジアが一つになって、
大きな力となっていく時期にきているようです。

先日「リーガライゼーション」の依頼があり、
外務省と大使館へ、申請に行って来ました。

「リーガライゼーション」とは
翻訳に対する公証、
外務省による「公印確認」
在日領事の「領事認証」などを言います。

「公印確認」は、
外国での各種手続き(個人の結婚・離婚出生・永住権取得、法人の会社設立)のために
日本の公文書を提出する必要が生じ、
その提出先から日本の外務省の認証を取得するよう要求された場合に必要となるものです。

「公印確認」→「領事認証」
外務省による「公印確認」は、
その後、在日の当該領事による「領事認証」が必要となります。

「領事認証」は、
在日の領事が、日本の外務省の公印確認を更に認証するものです。
提出先(外国)の機関は、自国の領事が認証していることから、
その証明書の真正性を確認できるのです。

原文が日本語の場合は、外国語訳添付を求められる場合があります。

証明の流れ(3日間)を書きますと、

「公印確認」申請(外務省)
   ↓2日後
「公印確認」交付・受領(外務省)
   ↓同日
「領事認証」申請(大使館)
   ↓2日後
「領事認証」交付・受領(大使館)
   ↓
クライアントへの提出



■『ビザ衛門』は、海外経験豊富で
 翻訳を必要とする案件、外務省によるアポスティーユ、緊急案件等、
 各種リーガライゼーションを得意としております。
 緊急に確実に取得したい、仕事が忙しくて手が回らない、証明書の取得方法がわからない等、
 是非、ご利用ください!

練馬区にある会社の社長から電話があった。
 
現在、中国人の「研修生」6名雇用している。
その通訳の為に1名雇用を考えているとの事。
 
「大学は出てますか?」と聞くと、
日本の大学の人間環境学部を出ているらしい。
 
「じゃ人文知識・国際業務が該当しますね」
 
「理由書は、どういう風に書くのですか?」
 
「○○○で書くのがポイントです」
 
「もっと具体的に詳しく教えてください!」
 
「それ以上は、実際お会いしてお話を聞かないと言えませんね」
 
「私は、これまで何度もビザの申請をして、書き方は知っている。
ポイントだけ教えてくれればいいんだ!」
 
「理由書の書き方まで教える行政書士はいないと思いますよ」
 
「ホームページに相談無料と書いてあるじゃないですか?」
 
「それと理由書は別です」
 
無料で何でもクレクレでは困ったもんです。
イタリアのコンサルティング会社からの電話。
 
「英語をしゃべれる税理士、紹介してくれますか?」
 
イタリア人のオーナーが、
英語で税金の相談をしたいとの事。
 
早速、杉本会計士に電話した!
「英語ー?無理だよー!」
「そうだよな、わかった!別口に当たってみる」
 
それから3人の会計士・税理士に電話。
3人共同じ答えだった。
「英語?しゃべれません!でもこれからは必要になってきますね」
「丹羽先生はしゃべれるんですか?」
「もちろん!仕事では中国語、韓国語、スペイン語も使いますしね!」
 
しばらくして杉本会計士から電話が入り、
「何とか頑張ってみるよ!
英語が通じなくて仕事にならなかったら、報酬はいらないと言う事で・・・」
 
早速イタリアの会社にその旨を連絡した。
 
「7月10日の午後に会社に来て頂いて、
丹羽先生と杉本先生とご一緒に食事をして、
それから仕事にかかりましょう!」
 
外国人と仕事をするようになって、
お国柄も違い、その対応にはかなりストレスもあります。
でも私には心地よいストレスになるようです。
「やっぱり、外国人の仕事向いてるかも?」
 
大学卒業以来、彼とは仕事の付き合いはなかったけど、
今回、杉本会計士に仕事を回す事ができて、
「やっとお礼が出来たよ!」
という安堵感と喜びが湧いてきました。
 
「いやまだオレには、
もう一人お礼をしなければならない奴がいるんだ!」

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『アレクサンドル・ルビャンツェフ(pf)&田部絢子(vl)・ジョイントコンサー』

と称して、
 
チャイコフスキー国際コンクール3位のアレクサンドル・ルビャンツェフさんと
ベオグラード国際コンクール優勝の田部絢子さんのコンサートが
行われます。
 
2008年7月18日(金)
 
18:30開場 19:00開演
 
所沢市民文化センターミューズ キューブホール(小ホール)
地図
 
大人3000円 学生2500円 全席自由
 
(pf)
スクリャービン
リスト
ハイドン
 
(vl)
パガニーニ
ラベル
バッハ
 
お問合せ
TEL:03−5809−0084(丹羽)
携帯:090−2932−2348(丹羽)
e-mail:office@niwa-kokusai.com
 
『ビザ衛門』は、ルビャンツェフ氏のロシアからの「ビザ」の手配から、
コンサートのプロデュースまで行っております。
今までのビジネスのやり方を続けていると、
5年後はどうなっていますか?
 
5年後の姿を想像しながら、
今後何をしなければ、考えてみましょう!
 
今は経営が安定していたとしても、
3年後に同じだけの依頼がありますか?
 
「はやりすたれ」のないコンサルティングができる仕組みをつくる。
 
携帯サイト等、新しい技術を商売にどう取り入れるかがカギ。
 
問い合わせの増加、セミナーへの誘導、
相談件数のアップ、紹介を増やす効果。
 
同業者との差別化を図る。
結果的に、コンサルティング料の上乗せも可能になる。
 
「外国へ行くパスポート取るの面倒くさいからやってくれる?」
「外務省で証明印をもらってきて!」
「リーガライゼーションできますか?」
「外国に留学中の娘が帰国しているが、帰る為のパスポート取れますか?」
 
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新しいビジネスモデルとして考えていくべきだ。
 
大きなヒントを掴むことができたセミナーでした。

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ビザ申請理由書書き方がわからない?
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そんな疑問に『ビザ衛門』はお答えします!

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