[事例10]台湾人女性32歳(再婚)と日本人男性52歳(再婚)
申請人:台湾人女性C
年齢:32歳
婚姻歴:再婚
来日回数:3回
初めて会った時期:2012年9月8日
場所:成田市のスナック
交際期間:6ケ月
日本語:×難しい=通訳が必要
年収:0円
配偶者:日本人男性I
年齢:52歳
婚姻歴:再婚
渡航回数:2回
年収:4,069,220円
日本の結婚:2013年4月18日=短期滞在来日後に創設的婚姻届
本国の結婚:2013年5月1日に、在日台北駐日経済文化代表処に婚姻届(⑧結婚証明書添付)
短期滞在での来日:2013年4月12日〜2013年7月11日(90日)
①回目変更申請:2013年5月9日
①回目不許可:2012年6月21日(審査期間42日間)
②回目変更申請:2013年7月11日
②回目許可:2013年8月30日(審査期間49日間)
在留期間:1年
(特殊事情と問題点)
・2012年9月2日〜2012年11月25日(1回目来日)
台湾人女性Cが来日し、友人の家に遊びに来て、2012年9月8日に成田市のスナックで日本人男
性Iと知り合い、交際し始め、日本人男性IがプロポーズしOKの返事をもらう。
・2012年12月22日〜2012年12月24日(渡台1回目)
日本人男性Iが台湾に行き、台湾人女性Cの両親に会い結婚したいと報告。台湾人女性Cと帰国
・2012年12月24日〜2013年3月24日(2回目来日)
台湾人女性Cが来日し、日本人男性Iと一緒に住み始める。
・2013年4月9日〜2013年4月12日(渡台2回目)
日本人男性Iが台湾に行き、婚姻届に必要な書類を取り寄せ、4月12日台湾人女性Cと帰国。
・2013年4月12日〜現在まで(3回目来日)
2013年4月18日に江戸川区役所に婚姻届。
2013年4月30日に台湾駐日経済文化代表処に婚姻届。
1回目変更申請:2013年5月9日
・2013年5月25日、資料提出通知書届く。
申請人は2012年9月2日〜2012年11月25日の間、本邦に在留していましたが、何の目的で入
国し、何をしていたのか、詳細に答えてください。
①何の目的で入国したのか(観光か、商用か、親族訪問か、それ以外か)
②どこに滞在していたのか(本邦に親戚や縁戚、あるいは親しい友人知人がいるのか、3か月間ホテル等の
宿泊施設に滞在していたのか)
③その間の滞在費はどうしたのか?
④夫と知り合った時にスナックで何をしていたのか、どのように知り合ったのか、会話するに至ったのか?
⑤夫と知り合った当初から申請人は日本語が話せたのか、そうであるとすればどのように学んだのか、そう
でないとすればどのようの意思疎通を図り、9月から交流をすることができたのか
・回答書
①友人宅に遊びに来ていて、日本人男性Iと知り合い、週末にはデートし、プロポーズされ、当初の滞在は
短かったのですが、日本人男性Iに滞在を延ばすように言われ、長くなりました。
②友人の家です
③滞在費はタダです。
④友人と飲みに行っていて、日本人男性Iが隣の席に座っていて、声をかけて来て親しくなりました、通
訳は友人がしてくれました。その後スナックには行っていません。
⑤日本人男性Iと知り合った頃は、日本語は話せませんでした。デートの時は言葉が通じてなくても何とな
く雰囲気でわかりました。帰国する頃は少し話せるようになりました。一緒に住むようになってからは、毎
日話しているので話せるようになりました。
・2013年6月21日、入国管理局に呼び出され、不許可となる。
理由:2012年9月2日〜11月25日に来日していた際の行動が不明。スナックで仕事をしていたの
ではないかの疑問である?
・不許可理由に納得いかず、短期滞在の期限の2013年7月11日迄に再申請しますと宣言した。
・2013年6月30日、二人と再度面談し、詳しい事情を聞く。
・2013年9月8日に成田市のスナックで知り合い、友人が通訳をしてくれて、一緒にカラオケをして親
しくなりました。日本人男性Iは台湾人女性Cに一目惚れして、運命の出会いを感じました。11時に
なり4人で別の店に行き、ご飯を食べてより親しくなりました。帰りに日本人男性Iの友人の車に乗って、
日本人男性Iの家まで送ってもらい台湾人女性Cはそのまま泊まりました。それからずっと日本人男性I
の家に住んでいました。
2回目変更申請:2013年7月11日
・日本人男性Iの収入は400万円あり、同居していたので、仕事をしていないのは明らかである。
・当職の人生経験の浅さから、思い込みによるヒアリングで週末にデートしていたと記載してしまい、反省
しておりますと申述書を書いて提出する。何年何月何日にどこで何をしたか詳しく陳述。
・2013年4月12日の3回目の来日でも、成田の入国管理局から入国の目的を聞かれても、「結婚の為
です」と正直に答えています。
・日本人男性Iの父(84歳)、母(79歳)であり、父は2012年5月に脳梗塞で倒れ、後遺症が残っ
ており、リハビリセンターへの送り迎え等、台湾人女性Cの介護は必要である。
・買い物、炊事、洗濯、掃除は、すべて台湾人女性Cがやってくれて、台湾に帰国されたら困る。
・毎週、追加書類として二人と家族の写真を数枚提出しました。