「追加書類が用意できました」
 
「午後3時に伺います」
 
大きな紙袋に書類を入れて持って来た。
 
「重いですよ」
 
ファイルに入れて10冊はある。
 
「3日間、徹夜しましたから」
 
この書類をチェックするだけで3日以上かかりそう?
 
まるで税務調査資料みたい。
 
みんな真剣なんだ。
 
何としても許可を取りたい。
 
そんな想いが伝わってきます。
 
重いので紙袋を2つに分けて持っていくつもりだ。
 
今日は朝から夕方まで入管に缶詰だ。
 
「さぁ頑張ろう!」

ビザ衛門

許可の通知が届いた。
 
1ケ月で結果が来なかったから、
3ケ月はかかると思っていました。
 
1ケ月と2週間で許可が下りた事になる。
 
前回の申請は不許可。
 
2回目の申請だ。
 
「許可が下りたよ」
 
「仕事が終わってから伺います」
 
夜8時に来ることになった。
 
1日でも早く認定証明書が欲しいのだろう。
 
領事館で提出する書類の説明をする。
 
旅券と戸口簿の写しと婚姻経緯書、写真5×5cm
 
手数料が200元。
 
申請日の翌日から起算して4業務日でビザ発給。
 
「早くて5月末か6月上旬には来日できるね」
 
「ありがとうございます」
 
子どものように嬉しそうだった。
 
この喜びがあるから仕事が出来るんだ。

ビザ衛門

「休み明けに伺います」
 
「書類を送ります」
 
みんなGWに海外に行って来たみたい。
 
目的は?
 
恋人であったり両親であったり・・・。
 
何かみんなリッチだよなぁー。
 
私は外国どころか仕事をしていた。
 
ミジメ・・・。
 
今年は無理。
 
来年こそは外国に行きたい。
 
その為にこの仕事を始めたから。
 
気付いたらそんな余裕はなかった。
 
これじゃいかん!
 
何の為の自由業なんだ。
 
自分がいなくても仕事が回る仕組みを作ること。
 
外国から帰って来て仕事が溜まっていたら憂鬱だ。
 
そうならないようせっせと働いています。

ビザ衛門

「書類が届かないよ」
 
「金曜日の夜に送りました」
 
電話で確認する。
「土曜日の朝に送ってますので月曜日に届きます」
 
「料金は?」
 
「80円」
 
「80円じゃ月曜日だ・・・」
 
こういうのもありました。
 
「先生、書類が届いてません」
 
伝票番号で確認する。
 
「○月○日に届いてます」
 
「表札に名前書いてある?」
 
「書いてません」
 
「それじゃ届かないよ」
 
「でも部屋番号が書いてありますよ」
 
「名刺くらい貼っておいてよ」
 
外国人には日本の郵便事情を詳しく説明する必要があります。
5月9日の11時から
 
豪徳寺たまにゃん祭りが始まります。
 
『ビザ衛門』コーナーが2ブースあり、
 
フリマとして出店します。
 
この日の為に色んな方から
いらなくなった洋服、食器などを頂きました。
 
我が家の和室がたまにゃん物で埋まっています。
 
車で何往復すれば運べるか心配です。
 
これまで2回ほど出店しましたが、
売れ筋もわかってきました。
 
フルマのコツもね!
 
2年前フルタイムで動いて翌日ダウンしました。
 
もう若くはないんですね。
 
1日中太陽の日差しを浴びるのは辛い。
 
今回は大学生が中心で動いています。
 
私の仕事は?
 
「売れ行きはどう?ガンバレ!」

ビザ衛門

「なぜ来ないんだー」
 
電話口で怒鳴っている。
 
「今どこですか?」
 
「入管前だ」
 
「えっ私は○○にいますが」
 
「1時に待ち合わせると言ったろ!」
 
「言ってない、言ってない」
 
「オレの手帳にはしっかりと書いてある」
 
「私は入管に二人で申請に行くことはないです」
 
「どういうことだ?」
 
「申請取次って申請も代行するのです」
 
「オレが一緒に行って説明するんじゃないの?」
 
「そんな事はした事がありません」
 
「じゃ許可がおりても入管に行かなくていいの?」
 
「証印も書士が代行します」
 
「これまでオレが入管に行ってたからわからなかった」
 
お互い思い込みがあったようだ。
 
私は一人で行くのが当然。
 
彼は入管に行くのが当然。
 
この辺のすれ違いに気をつけなきゃ!

ビザ衛門

休み明けを待っていたかのように電話が鳴る。
 
「書類が揃いました。今日伺っていいですか?」
 
「昨日、帰って来ました。いつがいいですか?」
 
「今週は忙しいので来週、会社にいらしてください!」
 
急いで書類を作成する。
 
数ケ月前に聞いた内容なので記憶が薄らいでいる。
 
ザクっと書類を完成させた。
 
詳しくは本人に添削してもらえばいい。
 
この仕事って一番詳しいのは本人に決まってる。
 
でも文章化できない。
 
だから代わりに文章化してあげる。
 
そんな仕事だ。
 
起案能力も必要だがヒアリング能力も大切。
 
質問しないと答えてくれないからだ。
 
探偵のように聞いていく。
 
「どうして?」
 
「なぜ?」
 
「それで?」
 
段々と核心に迫っていく。
 
やっと見えないものが見えてきた。

ビザ衛門

リフレッシュできたGW。
 
いつもこうだったらいいのに・・・。
 
クライアントから書類が届いた。
 
「これで問題ないですか?」
 
「まだ書類は見てないです」
 
「いつ出来ますか?」
 
「GWなので少しは休ませてよ」
 
アメリカビザの相談もあった。
 
Bビザの相談。
 
GWは前半3日間がリフレッシュ期間。
 
後半2日は溜まっていた仕事に当てた。
 
2日間共思考能力がなくなった。
 
それだけ頭を使う内容。
 
夕方から夫婦の来訪客がある。
 
仕事を忘れて思いっきり飲んだ。
 
さぁ今日から夏を楽しもう!

ビザ衛門

立石に栄寿司という立ち食い寿司店がある。
 
メニューは100円と200円。
 
回転寿司なみの値段で味は高級寿司店。
 
お腹いっぱい食べても2000円に届かない。
 
ビールも小瓶のエビスが350円。
 
なかなかこだわっている。
 
ネタの種類も豊富だ。
 
くらげ、みる貝、ほっき貝、ほたてのひも・・・。
 
貝類も多い。
 
まぐろ、かつおは100円。
 
中とろは200円。
 
立ち食いなので長居は出来ないが
安いので皆なかなか出ようとしません。
 
ここに来ると昔の寿司屋はこんな感じで
気軽に入ったようにと思ってしまいます。
 
敷居が低くて美味しい寿司屋。
 
もっと近くにあればいいなぁー。

ビザ衛門

ルイス・キャロルの不思議の国のアリス。
 
ティム・バートンがアリスのその後を描く。
 
不思議の国のアリスはビデオで何度も見ました。
 
その奇想天外な発想と
摩訶不思議な世界に惹き込まれていった。
 
どうしてこんなストーリが産まれるのだろうって?
 
ルイス・キャロルの頭の中が見たいと思った。
 
不思議の国のアリスのファンタジーの世界に対し、
アリス・イン・ワンダーランドはヒールな世界。
 
まさにのバットマンのティム・バートンの世界だ。
 
赤の女王のデカ頭と派手なメイクと個性は最高。
 
「首を切れー」
 
「愛されるより怖がれるほうがまし」
 
ジョニー・デップのマッド・ハンターの衣装と存在感。
 
「世界はもう、まともではいられない・・・」
 
「不思議の国のアリス」のその後・・・
 
ディズニーはまたもや名作を作ってしまった。

ビザ衛門

GWに突入した。
 
士業はストレスが溜まる仕事です。
 
原価がかからない代わりに頭が勝負だからだ。
 
GWは良い休養となる。
 
GWに遠くに外出する予定はありません。
 
映画は見る予定。
 
普段出来なかった仕事をやる!
 
やる事をリストアップした。
 
1月から4月に受注した業務を見直してみた。
 
4月はあんなに仕事したのにと思っていたら、
実際は3月の方が多かった。
 
こういった分析も大切だ。
 
HPの見直しもします。
 
研修会の資料も整理して製本します。
 
ずっとアウトプットばかりだったのでインプットもしなきゃ。
 
このGWをどう過ごすかも大切なポイント
 
ヘヴィーで手付かずだった案件もこの時期なら取り組める。
 
新しい業務体系を見直す良い機会だ。
 
GW明けにはリニューアルした「ビザ衛門」に乞うご期待!

ビザ衛門

今日が休みであることも忘れている。
 
休みと知って午前中は何もしなかった。
 
午後から理由書作成に取りかかる。
 
一口に理由書と言っても
全部の資料に目を通さなければいけない。
 
友人に「せっせと理由書を書いてます」
というタイトルのブログを書いている書士がいます。
 
まさに今日はせっせと理由書を書いてますだ。
 
理由書を1日に5枚書いたときがあります。
 
「今日中に書いてくれ!」と言われたからだ。
 
「申請書もお願いします」と言われたが出来なかった。
 
申請書作成は翌日となった。
 
理由書を5枚も書くと頭が変になった。
 
思考能力もなくなってしまった。
 
休みは電話も少ないし理由書作成にはもってこいだ。
 
何点かわからないところが出てきた。
 
GW前に申請して欲しいと言われた案件。
 
9時にクライアントに電話して聞くつもりだ。

ビザ衛門

投資・経営3年はムズカシイ。
 
会社の業績等が良くないと3年は出ない。
 
今回は3年はムリだと思っていました。
 
申請から中3日でハガキが届く。
 
クライアントが待っていたのですぐ入管に行った。
 
証印を待っている間はドキドキだ。
 
許可は下りているのは間違いない。
 
1年か3年か?
 
番号が呼ばれた。
 
2013年・・・・。
 
「やった3年が下りた!」
 
すぐクライアントに電話した。
 
「えっ信じられません」
 
「ありがとうございます」
 
夕方6時30分に待ち合わせした。
 
パスポートの2013を何度も何度も見つめていた。
 
これでじっくり経営に取り込める。
 
「今度お祝いをしましょう!」

ビザ衛門

「今週、木曜日が休みなのが痛いよなー」
 
「書類がなかなか集まらなくて」
 
「今週ムリだから来週火曜日役所に行きます」
 
「来週GWだよ」
 
「えっ」
 
「痛いなぁー」
 
「納税証明書ってどこでもらうの?」
 
「区役所です」
 
「源泉徴収票じゃダメなの?」
 
「ダメです」
 
「メンドクセーなー」
 
「課税証明書も取ってくれる?」
 
「法定調書って何じゃこりゃ?」
 
「会社の経理か税理士に言えば貰えます」
 
「もう貰えるもの全部貰ってきて先生に渡すわー」
 
書類が苦手な人には書類集めも大変なようです。

ビザ衛門

手書きで理由書を書いたことが2度あります。
 
どちらも追加書類の提出の時ですが・・・。
 
1度目は法定調書合計表に受付印がなかった時。
 
プリンターが壊れていて手書きで理由書を書いた。
 
2度目は、理由書をプリントして用意していたものの、
当日クライアントの元に行ったら事情が変わっていた時。
 
間に合わないはずの書類が当日間に合ってしまった。
 
これでは理由書の内容と違います。
 
入管の締め切りが当日だったのでパソコンで入力している時間がありません。
 
慌てて入管に行き手書きで理由書を書いて提出した。
 
でも手書きの理由書でも通るものです。
 
一番いけないのが口頭で伝えること
 
この仕事は書面審査なので何事も書類がなければ始まらない。
 
「書面で出してください」
 
手書きの理由書もなかなかいいもんだ!

ビザ衛門

国際業務研究会で
 
「ベトナム会社法の概要と日本営業所設置」
というテーマの研修会があった。
 
ベトナムには統一企業法という法律があります。
 
この法律を知らなければ会社設立は出来ない。
 
講師は色んな外国で会社を設立されている方で
内容はレベルが高くついていけなかった。
 
しばらく外国の会社設立はお預けだ。
 
「企業内転勤」の定義
 
普段、何気なく申請しているが奥深い在留資格です。
 
日本での勤務が一定期間に限られること
 
「人文知識・国際業務」と「技術」との違い。
 
「投資・経営」か「人文知識・国際業務」か?
 
この辺の棲み分けも難しい。
 
質問タイムで壁にぶつかっている問題を質問した。
 
答えは意外なものでした。
 
周りの書士達もは「へぇー」と溜め息。
 
就労ビザは奥が深い。

ビザ衛門

経営者との話は楽しい。
 
会社員とは発想がまるで違う。
 
若い外国人で何十人も雇用している会社に行くと
商才があるとしか思えない。
 
商才のない人が起業してもうまくいきません。
 
商才のある人が会社員になってもうまくいきません。
 
世の中うまく出来ています。
 
商才って本を読んでも身につかないし、
研修会に出ても身につきません。
 
商才って天分?そう思ってしまいます。
 
中国には大きな市場があると聞いても
何をしたらいいかわかりません。
 
でも彼らはしっかりと市場を見極め、
開拓していきます。
 
ビジネスチャンスはどこにでもあるんだ!
 
確かにそうです。
 
会社を潰してしまった社長が、
今新しい事業を始めています。
 
その営業ぶりを聞いているととてもハンパじゃない。
 
やっぱり社長は社長の器なんだ!
 
そう実感しています。

ビザ衛門

住民票が届いた。
 
やっと本籍地がわかった。
 
職務上請求を使って原戸籍謄本の請求。
 
郵便局に750円の定額小為替を発行を依頼した。
 
「申し訳ございません。4時で機械は止まってしまいました」
 
「渋谷か新宿の郵便局なら6時まで営業してます」
 
明日は金曜日、明日役所に届けば、土曜日に戸籍謄本は届きます。
 
明日、郵便局で定額小為替を発行してもらうと、戸籍謄本は来週以降になる。
 
よし渋谷郵便局に行こう!
 
渋谷郵便局は大きくて定額小為替は3Fと言われた。
 
「明日、届きますか?」
 
「この時間ですと速達にした方がいいです」
 
やっと本籍がわかった。
 
一人は本籍が違って戻って来ました。
 
もう一人は名前の漢字が違って戻って来ました。
 
外国人に本籍の意味はわかりません。
 
漢字も読めません。
 
外国人に離婚した配偶者の戸籍謄本取得は難しいみたい。

ビザ衛門

帰宅は9時になった。
 
郵便受を開けるとハガキが届いていた。
 
また名前を書くのを忘れている。
 
相変わらず、おっちょこいの性格は治らない。
 
最近1ケ月以上返事がない案件が増えている。
 
「誰だろう?」
 
申請番号で確認した。
 
先週提出したばかりの案件でした。
 
中3日で許可が下りたことになる。
 
本人は転職しレストランも新規オープンしたばかりで心配していた。
 
「初めてなので心配で・・・」
 
「再入国は取らないの?」
 
「しばらくは国には帰りません」
 
私と同じ心境だ。
 
10時まで仕事をしていると聞いていたので携帯に電話した。
 
潤んだ声が返ってきた。
 
「ありがとうございます」
 
「良かったね」
 
これで安心してお店の経営が出来る。
 
明日レストランにパスポートを届けるつもりだ。

ビザ衛門

興行ビザの申請。
 
通常ENTERTAINERビザ
 
興行ビザは難しい。
 
だから相談も申請も別枠になっている。
 
認定の申請が火・金
 
変更・更新の申請が月・木
 
それ以外は相談となる。
 
興行ビザは基準1号から4号まであって、
まず何号に該当するか特定するところから始まる。
 
①基準1号ロ本文
②基準1号ロただし書き
③基準2号イ
④基準2号ロ
⑤基準2号ハ
⑥基準2号ニ
⑦基準2号ホ
⑧基準3号
⑨基準4号
 
該当する基準がわかったら必要書類を確認。
 
契約書はあるか?
報酬額は明示されているか?
報酬はいつから発生するか?
 
契約者が入管にとって新規ならば審査に時間がかかる。
 
出来るだけ多くの書類を提出するのがポイントです。

ビザ衛門

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